日本古典入門

日本古典入門

【人事部長の教養100冊】
「源氏物語」紫式部

平安時代中期に紫式部によって書かれた長編小説。全54巻。天皇の子として才能・容姿ともに恵まれながら、臣籍降下して源氏姓となった光源氏を通して、恋愛、繁栄と没落、権力闘争など、平安時代の貴族社会を描く。紫式部著「源氏物語」の要約・解説・まとめ。
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【人事部長の教養100冊】
「古事記」太安万侶編纂

日本最古の歴史書。天武天皇の命で稗田の阿礼が口述し、元明天皇の命で太安万侶が編纂したとされる。「日本書紀」とともに、神代から飛鳥時代までの神話と歴史を叙述する。日本の多くの神様や天皇制の起源等について語られた初めての書物。「古事記」の要約・解説・まとめ。
日本古典入門

【人事部長の教養100冊】
「伊勢物語」作者不詳

和歌を中心にストーリーが展開する「歌物語」ジャンルの代表作。平安時代に成立したが、その経緯や作者は不詳。平安初期の貴族である在原業平とされる主人公が、政治権力から離れた雅な世界で、スキャンダラスな恋愛を展開する。「伊勢物語」の要約・解説・まとめ。
日本古典入門

【人事部長の教養100冊】
「徒然草」吉田兼好

枕草子、方丈記と並ぶ日本三大随筆の一つ。「つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて」の書き出しで有名。全244段。「無常観」が通奏低音として流れるが、テーマは都での処世術から理想の生き方まで多岐にわたる。兼好法師(吉田兼好)著「徒然草」の要約・解説・まとめ。
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【人事部長の教養100冊】
「方丈記」鴨長明

枕草子、徒然草と並ぶ日本三大随筆の一つ。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」という書き出しで有名。この世の無常と生きづらさ、世俗を離れた自身の生活を著すが、最後には「悟りきれない」自分を反省する。鴨長明著「方丈記」の要約・解説・まとめ。
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【人事部長の教養100冊】
「平家物語」作者不詳

平氏の栄華と没落、そして源氏の台頭を主題とした軍記物語。鎌倉時代に原型が完成。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」の書き出しでも有名。主要テーマは「驕れる者の没落」と「無常観」。「平家物語」の要約・解説・まとめ。