人事部長【記事を書いている人】
大手のJTC(Japanese Traditional Company)に総合職として入社以来、良く言えば幹部候補、悪く言えば会社の便利屋として、経営・財務・営業・人事・海外事業等を一通り経験。現在は数十名の部下を持つ人事部門のマネージャー。15年ほど前からスタッフを持つようになり、業務管理、部下育成、対外折衝といった管理職業務に従事。
しかし、基本的な実務(=スキルを用いる業務)を優秀なスタッフが全てこなす中、自分自身の役割について煩悶。管理職になって、自分がかつて必死にMBAで学んだ内容が、ほとんど何の役にも立たないことを知り愕然。「スキル(=才)」だけでは今後やっていけないことを痛感。
また、会社は大企業にありがちな超内向き志向。「才」に秀でる人間は多いけれど、飲んでも仕事か会社の人事の話ばかり。今の仕事にはやりがいがあり、会社を辞めるつもりはないものの、「才」だけの人間にはなりたくないと、同じく煩悶。
では何が必要か。それはマネージャーとしてスタッフに「やりがい」「成長」「心理的安全性」の3つを感じてもらい、いきいきと仕事をしてもらうこと。同時に、自分自身が「広い視野」「高い視座」「深い思考」を身に付け、仕事だけでなく人生自体を充実させること。
というわけで、過去10年間、少しでも「人間力(=徳)」を磨こうと、「人」「本」「芸術」「異文化」「自分」と真剣に向き合ってきました。そしてそれは、現在も進行中です。
このサイトでは、私がこれまで読んできた数多くの本の中から、「人間力の向上に役立ちそうな骨太の教養本」を選び抜き、要約&解説と、学びのポイントをまとめています。
本の要約サイトであれば世の中にいくらでもあるのですが「学びのポイント」に言及し、かみ砕いて解説しているサイトはそれほど多くありません。
どの本を要約&解説するにしても、事前に関連する書籍を何冊か読み、誤った解釈の無いように努めていますので、安心してお読みいただけます(特にニーチェは難敵でした・・・)。また、100冊にわたる教養本を同じテンプレートで紹介していますので、ストレスなく様々な本に触れていただくことが可能です。
サイト設立当初は、いわゆる「読みやすいベストセラー本」を多く取り扱い、多くの方に読んでいただくことを目指した時期もありました。身もふたもない言い方をしてしまえば、世の中には「偏差値50前後」の人が最も多いので、まずはそこをターゲットにするのがマーケティングの定石だからです。
本要約YouTuberとして有名なサラタメさんや学識サロンさんは、(私の解釈では)まさに「偏差値50前後」の視聴者をターゲットとされており、本のチョイスや解説も、とにかく万人向け&平易な作りになっています。
しかし、本サイト並びにYouTubeチャンネルは、骨太の教養を身に付けるという目標のもと、かなり難易度の高い本にも挑戦しています。想定する読者・視聴者の偏差値は60程度以上としており、やや尖ったペルソナ設定です。
というわけで「要約だけじゃない」「100冊規模の紹介」「対象偏差値60以上」という3点が、本サイトの特徴ということになります。
広告掲載で書籍の購入代とサーバー維持費だけ回収させていただきつつ、忙しい社会人の教養力向上のために、役に立てればと思っております。
当サイトへのご感想等、こちらまで、よろしくお願いします!